1. 6360 真空管アンプ(AB1級 単管 P-P)            製作日:2002/5/01、更新:2020/8/13



2000年頃に開催のオーディオフェアで、同調指示管レベルメーター搭載のアンプを見て、それを真似て製作。
出力管に 6360 を選定した理由は、1球で Push-Pull 構成という事に興味が湧いて 試してみたかった為です。
前段にCR型のトーンコントロール回路を挿入している割には、歪率の悪化は少なくて済んでいると思います。
回路は下図の通りで、入力セレクタ・トーンコントロール・P-K 分割 位相反転・P-P 出力段となっています。
レベルメータの同調指示管に 6R-E13 を使用、この球は昔の 6E5 等と異なり、蛍光体が長持ちしてくれます。
本アンプをほぼ毎日 使用中、レコード・CD からテープ・TV・PC 音源の再生まで、大活躍してくれています。
※ 下図は字が小さい為 大きな回路図を 別リンクで > > 回 路 図 (GIF / 41kB) |(PCの方が見易いかも・・)



以下、評価データです。 中古測定器をなだめながら測定、手間は掛かっていますが再現性はあると思います。
最大出力が 7W 程度で頭打ちなのは、B電源のレギュレーションが余り良くない事が要因と 推定しています。
実使用時の出力は、大きな場合でも 0.3W 程度なので、充分 低歪の領域で使えているものと、考えられます。
高域クロストーク悪化要因は、入力端子〜VR間の配線の交錯による容量結合で、改善の余地がありそうです。

 

 

 

 

 





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