27. アナログテスター CX-370 メンテナンス・改造 実施:2018/11/23、公開:2021/04/14 平成の初期に、秋葉原でアナログテスターの高機能品が放出された事があり、購入しましたが、 デジタルテスターと比べ どうしても測定誤差が大きい為、暫らく使わずに 保管していました。 しかし電圧変化の動きを見るには便利なので、今回、使い易い様にメンテ・改造を行いました。 対象テスターは (株)カスタム製 CX-370、24ch 切替え SW式の多機能タイプです(廃止品)。 現行品では、三和電気計器(株)製 YX-361TR 相当になるものと 考えます。(2021年 現在)。 【 追 記 : 2022/06/12 】 同一機能製品として (株)カスタムでも CX-07 が 出ている様です。 上の写真は 改造した後のものですが、ほぼ デッドストック状態であった為、外観は綺麗です。 内蔵基板の配線を追って、回路図を作成。 大きい図は 右リンク >>> CX-370 (GiF / 71kB) | 青色の回路は、改造・追加した分です。回路図の下で、メンテナンス・改造内容について説明。 メンテナンス内容:よく使う電圧レンジ・抵抗計を、手持ちデジタルテスターに合わせて較正。 改 造 内 容 : @ メンテナンスに伴い 各部の抵抗値を微調整、 A 導通計に、音のみではなく LED表示も追加。 樹脂ケースにLED用の穴はあったので、フロントパネルに穴加工。 B TR-hFE 測定用の穴を改善。 C 9V 電池の代わりに 小型 DC-DC コンバータ設置。 テスターの回路をおこすのは大変ですが、回路から改めて測定の原理が分かり、役に立ちます。 下の写真は、内部基板(微調整した抵抗)と、追加した 3V→9V DC-DCコンバータの拡大写真。 ※ お願い : 本サイトの画像・回路図・データ類の著作権は、管理人にあります。無断転載はご遠慮願います。 注)この下のスペースは、スマホで閲覧時 CMが出て 隠れる部分がある事を対策する為、追加した物です。 |