30. 調光機能付き LED ベッドライト(スタンド)        作製:2019/08/10、公開:2021/05/04

10年位 前の LEDライトがあり、蛇腹アームの先端に「一つ目小僧」の 3W程度のパワー LEDが
付いた物でしたが、最近は輝度が落ち、また 10年も経って陳腐化してきた為、アーム部を利用
して作り替えました。 LEDチップは最近の白色タイプを3種類、下の回路図の様に組み合わせ。
100円ショップの樹脂材料を使い 笠と遮光版を作製。 アーム部は、ヘッドが重い為 逆様にして
新しく使うシャーシの側面に ねじ固定。更に枕元で使える様に調光機能も追加、これは 市販の
小型SW電源の内部回路に 可変抵抗器を接続し、所望の電圧に調整できる様に改造しています。
下の写真は 全体像・外観、及び LEDチップの実装状態です。わずか 12個のチップ LEDで 充分
明るく(可変抵抗 調整位置 5 中点)、最近10年でLEDの効率・演色性は劇的に向上してます。
−−−−−−−−[ 訂 正 ]たった 6個 → わずか 12個 (2021/05/11)−−−−−−−−



調光回路の可変抵抗器とその上下の抵抗値は、今回 用いたSW電源の内部回路に合わせ 調整が
必要です。 殆どのSW電源がシャントレギュレータによる「定番回路」なので、下図 破線内の
回路構成が分かれば改造可能です。(注: 当然ながら、メーカー保証対象外。自己責任で!)
[ 訂 正 ]下の回路図で 'A'の LED型名を間違えたので訂正。「H3」タイプが高演色の物です。
[ 追 記 ]点灯中の目印として 三角形の赤色LEDを使用、定電流回路により光らせています。



下の写真は 減光した状態でLEDを撮影したもので、回路図に示した組み合わせが分かります。
用いたLEDの色味 ・・・ A:暖色系 白色、B:青みがかった白色、C:緑色が強めの白色、です。
調光のイメージ: 調整位置 2=常夜灯並み、5=読書可能なレベル、10=室内灯(30W)レベル
最も明るい調整位置 10 の場合でも「LED+保護抵抗」全体で、4W 程度しか消費しません。
No.8 LEDスタンドは、一晩 点けると僅かに発熱しましたが、本機は発熱もなく、快適です。
−−−−−−−−[ 訂 正 ]7W 弱 → 4W 程度 (2021/05/22)−−−−−−−−−−−
[ 追 記 ] 使用 LEDの波長をメーカー資料を重ねて比較してみると、写真下の図の様になり、
   LUMINUS製 LEDは緑色寄りの為、日亜製と合成した事で 色合いが良くなったと考えます。







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