58. トランジスタ技術(トラ技)創刊 700号に寄せて 色々と・・・           公開:2022/12/18

初 出 : 2022/12/18(すぐ下)、   追 記 @ : 2023/01/22、   追 記 A : 2023/03/14 
トラ技が昭和39(1964)年の創刊から、2023年1月号で 700号、おめでとうございます! 筆者も、
趣味から仕事まで、お世話になってます。付録も贅沢で 「創刊号の復刻版」・「国民的トランジスタ 2SC
1815とは」 と、興味深い内容が 盛り沢山。しかし、筆者にとって初めてのTrsは 2SB56, 2SC372
なので、まずその写真を掲載 (↓)。ガキの頃 よく分からず使った・・。勿論、今 メインで使うのは
2SC1815。これが廃品になると 騒ぎになった(?)時、多めに買った結果、在庫は個人的には 充分
あり、よく見ると 型名の表示が インクマーク品・レーザーマーク品の 2種類、あります (↓↓)。

2SB56A ・・・ 数年前に 秋葉原で見かけ、思わず購入。¥400@、これじゃ昔の価格に戻っている。
買ったのは良いが、勿体なくて使えない。これでは真空管と同じで、単なるコレクションですね。
2SC1815 (PNP=2SA1015) ・・・ 秋月電子で購入。レーザー印字、アラ還オヤジには見えづらい。
実際の仕事でよく使ったのは 表面実装品の 2SC2712 (PNP=2SA1162)。今は 更に小さい物に・・


さて トラ技 「創刊号の復刻版」 を 手にした時、軽く感じました。なぜかと言うと、筆者は本物の
創刊号(先輩から頂いた)を 所有、比較した為です。折角なので、何が違うのか詳しく見ます。
まず下の写真は、当時の創刊号と今回の復刻版を 並べたもの。とても綺麗に、復刻してくれた・・・

全体的に、復刻版の方が 紙の厚みが薄い様です。当時の創刊号は、目次ページに 薄黄色の厚手の
紙を使っていて、広告ページには別のツヤ紙を用いるなど、紙の種類を色々と使い分けています。
下の写真、左が当時の創刊号で、右が復刻版です(以下、同じ)。当時の方が少しカラフルかな?

後から気付きましたが、復刻版の目次・右側の折り返し、当時の創刊号と逆になっている様です。
広告ページです (↓)。少し 黄ばんでますが、ツヤのある紙になっているの、分かるでしょうか。

末尾の 「トラ技ニュース」 (↓)。 ここも用紙を替えて、薄紫色の少し厚手の紙 にしてあります。

創刊号は、当然 当時の物・復刻版で同じ内容 ですが、こんな比較も面白いと思い掲載しました。


トラ技、1990年 頃は 広告や求人コーナーがとても多く、厚くて重かったです。記念(?)として、
1991年 8月号だけ、バラさず とってあるので、厚さを測ったら 何と 30mmもあります。(続く)

重量もスゴイ、約 1.6kg ! 昔は こんな重い雑誌を普通に買って、持ち帰る時代だったんですね。

[ '22/12/25 追 記 ] 懐かしい広告が 見付かりました (↓)。 昭和 61年 頃のラジオデパートです。
 秋葉原が、電子部品の街として 最も充実していた時期だと思います。(画像クリックで拡大可)


[ '22/12/30 追 記 ] 広告から当時の状況を感じます。 以下、1991年 8月号 トラ技に掲載された
 (有) 秋月電子通商さんの広告です。(各画像をクリックすると、拡大して見る事ができます。)

当時はアナログ系で作り甲斐のある物が多く 筆者も「インダクタンスメーター」を作製しました。

======= 追 記 2023/1/22 ===========================
 2月号も購入して 読んでいますが、広告の裏話や 別冊付録にあるアナログ特集が、面白いですね。
さて当コーナーは、古いトラ技の広告を「発掘」しており、今回は 1975(昭和50)年 3月号です。
初めに 日立の音響パワーアンプIC、No.44 に 掲載した「プリアンプIC HA1406」が あります。
(画像のクリックで 広告部分を拡大。)当時のトラ技では、Audio をテーマにされていた様です。
HA1406 応用回路のNFB部 回路より、テープデッキ用イコライザーアンプを想定されてますね。

次は 何と、トラ技なのに「真空管(アンプ)」の全面広告です。 噂でしか聞いた事のない 大型出力管
8045G と それを用いたアンプ。ラックスさん 攻めてますね〜。今もこういう広告、出せるのかな?


======= 追 記 2023/3/14 ===========================
 上記に続いて、古いトラ技の広告を「発掘」。今回は 上の2年後、1977(昭和52)年 1月号です。
(当時は 表紙の「インターフェース」の意味を知らなかったが、今は如何に大事か よく解る。)

まず 今は無き「小沢電気商会」の広告。国際ラジオと共によく行った・・・ 年寄りの回顧録 (笑)。
タイマーIC 555 が ¥230 であり 高価ですね。当時、まだ出始めの物だったからでしょうか?
画像をクリックすると、別ウィンドウで 拡大表示します。多少 ピンボケなのは ご容赦を・・・

次は 秋月電子通商の前身「信越電機商会」の広告。 当時から 今の様式で出してたんですねー。




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