63. マジック・アイ 6E5-M(頭頂部表示タイプの小型な同調指示管)         公開:2023/06/19

新潟の奇跡は続く(?)、今度は下の写真の様な真空管をGET。 新潟市内のハード・オフにて。
(今まで 単に気付いてなかっただけかも知れません。「お宝」を逃していた可能性も・・・)
まず、終戦前後の出力管:3Y-P1。次は Hi-gm出力管:50EH5、100mA 整流管:5R-K16。

そして 中でも筆者の目を引いたのが、頭頂部表示タイプの小型マジックアイ:6E5-M です。

そこで ここでは、このマジック・アイ:6E5-M を チェックします。例によって、バラック
評価用に回路を組んで 火を入れてみると、Eb=130V, Ef=4.0V という低い設定であっても
かなり明るく光っており(外箱はボロイものの)、この中身は 新品と考えて良さそうです。

6E5-M が 光っている状態の横顔です(↓)。 綺麗ですね〜。 ← ビョーキです(笑)。 

グリッド電圧の変化に伴う陰影の開閉角度は、低電圧動作の為か Eg:0V〜-4.5V で 90〜0度と
少しレンジが狭い様です。(TYP値は Eg=-6V で 陰影が閉じる筈。)しかしこれだけ低電圧で
よく光るのなら、トランスレスラジオ用の 6M-E10 代替品として使用が可能かも知れません。


・・・と、ここまで書いて思い出した! 約 40年前、東京・吉祥寺 サンロード内にある、西友の
南隣に 今で云うリサイクルショップがあり、そこで No.50 に掲載の真空管ラジオ 5YC-556 を
購入、暫らく聴いて 楽しんだ後、上記と同形状のマジック・アイを追加する「魔改造」をして
マジック・アイが動作する事を 確認してました。 嵌めこみ画像ですが、下の写真の様な感じ。
ただ当時は、マジック・アイが中古品の為、表示は暗く、ラジオ本体も状態が良くなかった為、
そのうちにバンド切り替えのSWが破損する という致命傷も発生、泣く泣く廃棄したのでした。




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